仲間川のカヤックツアー

石垣島など八重山諸島へ観光で訪れた人のなかには、大自然が魅力の西表島まで足を伸ばす人も多いです。その西表島では、いろいろなアクテイビティを楽しむことができ、何日でも滞在したいと思うところですが、そんなアクテイビティのなかでも代表的なものが、リバーカヤックです。

西表島には、リバーカヤックまたはカヌーに向いている川がいくつかありますが、今回紹介するのは、仲間川でのカヤックです。

カヤックの楽しさ、仲間川や大自然の魅力なども含めて紹介しますので、ご覧ください。

仲間川とは?(その位置と特徴)

仲間川は、西表島の南東部に位置する川で、すぐ近くに大原港があります。大原港には、石垣島より高速船が到着するため、毎日、観光客が来島しています。

以下が、マングローブクルーズ船の乗り場ですが、その近くからカヤックツアーもスタートします。

仲間川の特徴としては、ヤエヤマヤシ、ヒルギなどからなる非常に広大なマングローブ林があることです。このマングローブ林は日本最大の面積と言われており、国の天然記念物(仲間川天然保護区域)となっています。

西表島・マングローブカヤックツアーの半日体験の概要

実際に、仲間川のマングローブを堪能できる半日のリバーカヤックを体験してきましたが、そのガイドツアーの概要を紹介しておきます。参加したのは、「手漕屋素潜店 ちゅらねしあ」さんのツアーです。詳細は後述します。

ツアーの特徴

西表島の仲間川で行うカヤックツアーですから、最大の特徴と魅力は、やはり大規模なマングローブ林を見ながら、大自然のなかを悠然と進んで行くことができるコースにあります。いろいろなところで、カヤックツアーに参加してきましたが、これだけの自然を感じられるところは少ないです。

マングローブ林を堪能できるコース
マングローブ林を堪能できるコース

石垣島と違ってカヤックやカヌーをしている人数も少ないため、本当にゆっくりとした時間を過ごすことができるのも魅力の1つですね。

集合時間と所要時間

半日ツアーの集合時間は、午前の部なら9時頃、午後の部なら13時頃です。そして、カヤックを堪能して解散までの所要時間は凡そ3時間です。午前のツアーに参加してから石垣島へ高速船で戻って、夕方の便で東京や大阪などへ帰ることもできます。

ツアー料金

午前と午後でツアー料金が異なります。ちょっと珍しいですね。

午前の料金

午前のツアー料金です。

種別料金
大人8,300円
子供6,500円
幼児(未就学児)2,500円
レンタルシューズ500円

午後の料金

午後のツアー料金です。

種別料金
大人6,500円
子供5,500円
レンタルシューズ500円

仲間川の半日カヤックツアーの参加レポート

それでは、仲間川における半日カヤックツアーの参加レポートの紹介です。今回は、午前にカヤックツアー、午後にゲータの滝を見に行くトレッキングツアーでしたが、その午前のカヤックツアーのレポートです。

大原港にお迎え

集合場所は大原港でした。当日の朝、石垣島から西表島の大原港まで高速船で行き、その港で待ってくれていたわけです。ちなみに、その日のうちに石垣島へ戻る予定のため、帰りも港まで送ってくれます。送迎付きは助かりますね。

ちなみに、西表島に宿泊されている人なら、宿泊施設への送迎をしてくれます。

仲間川の出発地点に移動・到着

大原港から仲間川のツアー出発地点へつがー会社の車で移動しました。港から5分もかからない距離です。

カヤックのスタート地点

出発準備をしていると、偶然、木にとまっているヤエヤマオオコウモリを発見!

ヤエヤマオオコウモリ
ヤエヤマオオコウモリ

観光で来て簡単に見られるものでもないですから、幸先の良いスタートとなりました。

カヤックに乗って出発!

仲間川の出発地点で、ガイドさんにカヤックの漕ぎ方や注意点などのレクチャーを受けて、いよいよ出発です。

出発してすぐは、仲間川の河口付近のため、川幅も広く、同じタイミングで出発する他のツアー業者もなかったこともあり、ゆっくりマイペースで漕ぎだすことができました。

仲間川でカヤックをスタート
仲間川でカヤックをスタート

写真のとおり、この日のお天気は残念ながら曇りでした。

流れが緩やかで、カヤックが初めての人でもやりやすいスポットではないでしょうか。

しばらくの間、ガイドさんの指示に従いながら広い川を上流へと進んでいきますが、途中で仲間川マングローブクルーズの観光船が行きかいます。西表島では、北部の浦内川で催行されているジャングルクルーズと仲間川のクルーズがあり、どちらもお勧めです。

観光船が通ると波が来るので、慣れていない人は注意しながら進んで行く必要があります。

狭い川へ入っていく(マングローブが近い)

ある程度、進んで行ったところで、仲間川の支流へと入って、漕ぎ進んで行きます。

仲間川の支流とカヤック
支流は川幅が狭い

なかなか狭い川ですよね。油断するとすぐに陸に乗り上げてしまうのですが、ゆっくり進むとそう難しくはありません。

このときは、干潮でもあり、あまり奥まで進むことはできませんでしたが、間近にマングローブを見ることができました。

目の前のマングローブ
目の前にマングローブがある

支流の途中で折り返して、元の仲間川へ戻り、出発地点までゆっくりと戻っていきます。その日の潮の満ち引きの時間帯によって、行きか戻りのいずれかが、潮の流れの逆になることがありますが、参加者のレベルに合わせて進む距離も調整してくれるので安心です。

ツアー会社(手漕屋素潜店 ちゅらねしあ)の紹介

仲間川
仲間川

今回参加したのは、上の写真に写っている仲間川で行うカヤック・ツアーですが、その催行会社の紹介です。

ツアー会社名手漕屋素潜店 ちゅらねしあ
住所沖縄県石垣市字登野城39-4(石垣島店)
料金有料(前述のとおり)
駐車場不明
トイレコース上にはなし
自動販売機コース上にはなし(カヤックに乗る前に準備してください)
営業時間9:00~18:00
定休日不明
WEBhttps://www.churanesia.jp/
予約方法WEBより