地元民が愛する具志堅そば屋の八重山そばは隠れた石垣島の名店

石垣島へ行くなら絶対に一度は食べてみたいソウルフードが、八重山そばでしょう。何店舗も食べ歩く人もいますね。

八重山そばを出すお店はいっぱいありますが、そのなかでも観光客が少なく、石垣島の地元の人たちが愛するお店があります。それが、「具志堅そば屋」です。

たまには、観光客に人気のお店だけではなく、地元で人気のお店にも行ってみませんか？「具志堅そば屋」さんのお店の特徴や魅力、メニューなどを紹介します。

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具志堅そば屋とは？

具志堅そば屋は、石垣島の新川にある小さな八重山そばのお店で、上の写真の道路の左側にある平屋の建物です。

小さくて古い建物で、慣れない人にとっては、「本当にここで食事ができるのか？」と心配になる人もいるでしょう。でも、本当にお店（飲食店）なのです。都会ではなかなかお目にかかれない外観です。

ほとんとのお客さんが、移住者を含む地元の方で、観光客の姿はあまり見ることがありません。そこも旅慣れた人には魅力だと言えますね。

具志堅そば屋さんのマイナス面の特徴は、店内にトイレがないことです。営業時間がお昼前後のランチタイムだけなので、滞在時間が短いことを考えると、食事の前後に他の場所で済ませると問題はなさそうですが、注意してください。

テーブルが３つのみという小さな店内ですが、入店すると優しい感じのおばさんが出向かえてくれます。島の方という感じで、ほっこりします。また、どこか懐かしい印象を感じる人も多いと思います。ただし、都会の洗練されたものを求めないようにしてください。島の文化を感じられる空間です。

最近の八重山そばは、豚骨出汁が多いと言われていて、ほとんどのお店で豚骨がベースです。それに勝男が入っているなどの違いがあります。しかし、昔の八重山そばに豚骨はあまりなく、カツオだしだったそうです。この具志堅そば屋では、カツオでだしを取っていて、素朴でいて意外とパンチがある味わいです。

具志堅そば屋の特徴は、そのメニューにもありますので、紹介します。

店内に入ると小さめのテーブルが３組だけあります。空いている席に座ってメニューを開いてみると、小さなお店の割に意外とメニューが多いことに気づきます。

八重山そばだけでも、シンプルなものから、アーサーそば、三枚肉そば、野菜そば、もずくそば、ゆし豆腐そば、担々そば、天のせそばなどがあり（他のそばもある）、セットにできるじゅーしー（地元の炊き込みご飯）や魚やイカの天ぷらなどもあります。

八重山そばとじゅーしーか天ぷらのセットで、凡そ1,000円前後です。天ぷらは、数を選べるのも嬉しいです。2つで100円、3つで150円、4つで200円、5つで250円となっています。

日によっては、定食があり、その内容と料金は日によって異なります。八重山そばと数品（日によって異なる）が一緒になった八重山そば定食は、1,000円です。

この日の定食は、八重山そば・ごはんの他に、もずくの天ぷらと刺身（マグロとカマチとイカの漬け）でした。

そば以外にも、ちむどん丼やスパイスカレーなどのメニューもあって色々楽しめます。

小さな八重山そば屋さんなのに、手作りジェラートも販売しています。チョコやマンゴー、シークゥワサー、ゴーヤーなどのジェラートで、地産地消をかかげていました。