御神崎と白い灯台

石垣島をドライブする人なら、その多くの人が立ち寄る絶景スポットが、石垣島の西部、崎枝半島の先端にあります。それが、「御神崎」もしくは「御神崎の灯台」です。壮大な海と大きな岩、不思議な地形を見られる観光ポイントになっていますが、もう1つの特徴は素晴らしい夕日です。

そんな御神崎観光に役立つ基礎情報、行き方、所要時間などを紹介します。

御神崎とその灯台の基本情報・特徴

最初に御神崎の基本情報と特徴を紹介します。ちなみに、御神崎の読み方は、「うがんざき」です。読みづらいですよね。

川平湾観光と一緒に

御神崎とその灯台は、石垣島の西端にある崎枝半島の先端部分に位置していますが、石垣島一番の観光スポットである川平湾の川平公園展望台から車で15分あれば行くことができるほどの近さなので、一緒に周る観光客が多いです。

また、近くには屋良部岳のトロルの舌という観光名所もあるので、この3点を一緒に巡る人も多いです。

カラフルで絶景

白い灯台と海岸線にある大きな岩や灯台周りの緑の森が特徴的で、灯台付近から見える海の透明度や美しさに目を奪われることでしょう。白(灯台)、青(空と海)、緑(森・草)が美しい風景を作り出しています。

灯台などから見下ろすと、エメラルドグリーンと深く青い海の違いが見え、海のコントラストも美しいです。

また、天気がよければ、船の向こう側に西表島や鳩間島を見ることができます。

美しい夕日で有名なスポット

美しい夕日で有名な御神崎

御神崎と言えば、美しい夕日をイメージする人も少なくありません。特に灯台付近から大きな岩越しに見る夕日は美しいです(写真の撮影位置とは異なる)。

撮影日は雲が多かったので、また改めてよい写真が取れれば掲載しますね。

岩場の先端まで行ける(でも要注意)

御神崎に到着すると、多くの人が最初に灯台まで階段を上って、高い位置から周囲を眺めます。灯台の上に上がることはできませんが、その足元から見られる風景は一見の価値があります。

その後、灯台の西側へ降りていくと、ゴツゴツした岩の上を歩いていくことになります。いろいろな方向に小径がありますが、人が通るルートだけ植物がないのでわかりやすいです。

たくさんある小径のいくつかを進んでいき、眼下の海を眺めて楽しむ人が多いです。

御神崎の岩と小径

さらに岩場を奥へ進んでいくと先端の大きな岩(上の写真)の上まで行くこともできますが、途中に難所があるので、その手前でやめておく人が多いです(それが賢明だと思います)。岩をよじ登る箇所があり、ボルダリングなどの経験がある人なら難しくないかもしれませんが、そうでもなければ少し危険です。もし、挑戦するとしても人がいない時に一人で行くのはやめておくべきでしょう。

岩場からみた石垣御神崎灯台
岩場からみた石垣御神崎灯台

その先端の岩場は結構高い位置になるので、その上にあがって灯台側を見返してみると、青空に白い灯台が映えていい景色です。

屋良部岳のトロル舌からも見える

御神崎は、屋良部岳のトロル舌から少し遠くに見ることができます。下の写真の中央付近にある白い構造物が灯台です。

トロル舌から見た御神崎の灯台
トロル舌から見た御神崎の灯台

御神崎への行き方・駐車場・所要時間

御神崎とその灯台への行き方、駐車場情報、観光の所要時間を紹介します。

行き方(アクセス方法)

御神崎の観光には、車が必要です。バスは便数が少ない上に最寄りのバス停からは非常に遠く、歩いて行くのは困難です。

石垣市街地から御神崎へ行くには、沖縄県道79号線(石垣港伊原間線)を川平湾方面へ北上し、石垣商店という飲食店を過ぎてから左折します。この交差点には信号などはありません。川平湾方面から南下した場合も、同じところで右折します。

その先は道なりにずっと進んで行くと、最後に「御神崎」の標識があるので、そこで右折します。そこから御神崎の駐車場まではすぐです。

御神崎の位置図
御神崎の位置図

駐車場

駐車場は無料で、15台ほどは駐車することができます。以前は、駐車場を超えて車で灯台のすぐ下まで進入する人がいたこともあり、今では駐車場の奥に車で行けないようにチェーンが貼られています。マナーを守って駐車しましょう。

トイレ・自動販売機など

駐車場のすぐ横に綺麗なトイレと自動販売機がありますが、飲食店やお土産屋さんなどの商店はありません。ただ、よく貝殻などのアクセサリーを販売している人がいます。

所要時間

観光に要する時間は、どれくらいゆっくり絶景を楽しむかによりますが、30分くらいの滞在が目安です。ただし、夕日を楽しむなら早めにきて1時間くらい滞在している人もいるようです。

住所沖縄県石垣市崎枝
料金無料
駐車場あり(無料)
トイレあり
自動販売機あり
営業時間施設ではないため設定なし
ただし、有料アクティビティは各業者による
定休日施設ではないため設定なし
ただし、有料アクティビティは各業者による
近隣の飲食店徒歩圏にはなし
主なアクセス方法車(レンタカー)で市街地から30分くらい、新石垣空港から35分くらい

投稿者プロフィール

石垣島trip・blue
石垣島trip・blue運営者
石垣島を中心とした八重山諸島が大好きな運営者が、実際に現地で見聞き・体験した情報を発信している。